旅行鞄風収納キャビネットシリーズ "ラ・マル"
20世紀初頭のオリエント急行に乗って旅をしていた当時の大型旅行鞄をイメージして創られました。外見は正に当時の旅行鞄そのものですが、中を開くと衣類ではなく、靴とシューケアのためのキャビネットが現れます。
贅沢な木材の上には丈夫な布が2重に張られ、把手などの外装には随所に革の装飾が施されています。また、全工程には2400本もの真鍮の丸釘が使われ、全て手作業によって作られています。
11〜24足の靴が収納可能。各靴は真鍮の飾りのついたマホガニーのプレートの上に並べられます。丁寧に磨かれた靴が美しく並ぶよう、踵部分が持ち上がるように設計されています。布製の靴袋が各棚に設置され、
革ベルトで固定されています。
シューケア用品などの小物を収納するための引出しや、スライド式の革張りの作業台、靴磨きのための釣り型など、靴のお手入れのための装備も充実。座り心地のよい革張りのマホガニー製腰掛けには足置きもついていて、キャビネットの中に収納可能です。
そして、当然これらの品は全てパーソナライズされ、お客様の趣味・特性・サイズに合わせてお作りすることができます。例えば万年筆や時計のコレクションがお好きなお客様には、それらを収納するいくつものショーウィンドーを照明付きでお作りしました。オリエント急行時代の大型の「旅行鞄」には、宝物をしまうのに相応しいあらゆる贅沢が尽くされています。
|